政治も相場も(7/23朝の講義)
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「22日の日経平均は−45円の3万9774円となり、続落。22日のNY市場はまちまちで、ダウ平均は179.37ドル高の4万4502.44ドル、ナスダックは81.48ポイント安の2万892.69で取引を終了しました。」
政治も相場も方向感がない中で、石破首相は続投の意向を示しています。これをマスコミが「続投を表明」と報じるから批判が集まるわけですが、あくまで内閣としてはそう考えている、というだけであって、他の人たちはそれを認めていないってことですよね。確かに、自民党は今回は粘り腰を見せましたが、基本的には歴史的な敗北であり、誰かが責任を取らないとダメな状況です。
それに、脇からの票もありますし、新政党の躍進というのは、庶民寄りで具体的な考え方、構想の見えやすさが支持された結果だと思います。今のように頑なに「財政再建」にこだわるスタンスは、現状の経済とはちょっとズレていて、もう少し柔軟さが欲しいところですよね。だからこそ、同じ右派系の政党に票が集まり、「政治の見える化」が求められた、と言えるのではないでしょうか。
それにしても今日は、麻生さん、岸田さん、菅さんといった面々に説明の場を設けるらしいですが、そういうのを“普通”と思っている感覚には、なんとも違和感がありますよね。関税の問題を誰が担当するとか、いろいろ議論もあるでしょうけど、もっと開かれた場所で動いてくれないと、いつまで経っても…という思いが有権者には出てきます。それに、比例区のあり方なんかも、そろそろちゃんと考えていかないとダメな気がします。
まあ、そんな中での相場ですから、厄介です。トランプ関税もあるし、今は内需の一角か、防衛関連くらいしか買えるところがないというのが実情です。そこがすでに高いというのなら、休むしかない、ということですよね。高くても安くても、どちらも「正解」に見える、そんな市場です。
3333あさひ、5602栗本鉄工、9005東急