銘柄記録7月24日:今日の市場の見方

7/24備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

8058 三菱商事はどうなるのかと思って見ていましたが、日本を代表する総合商社で、特にエネルギー分野に強みがあります。米国との関税交渉のなかで「80兆円規模で動く」といった話が出てくるなら、やはりアラスカの天然ガスプラントなんかが思い浮かびます。そう考えると、三菱商事もある程度は関与してくる可能性があるんじゃないかと思っていて、ちょっと押さえておきたい銘柄のひとつです。著名投資家のファンドなども保有しているようなので、そのあたりも含めて面白く感じています。

7608 エスケイジャパンは無難に行くなら、猛暑でラウンドワンあたりが分かりやすいのですが、こちらはゲームセンター向け景品の企画・販売を手がける企業です。大株主がラウンドワンという関係性もあって、事業面では一定の優位性がある印象です。映画『鬼滅の刃』が再び盛り上がりを見せている中で、こうしたコンテンツはクレーンゲームやぬいぐるみにも展開しやすく、この手の企業にも何らかの影響は出てきそうだと感じています。特に、夏休み期間に入ってきた今のタイミングは意識しておきたいですね。

6981 村田製作所は最近、反転の動きが出てきました。電子部品の大手であり、世界首位の積層セラミックコンデンサーを持つ企業です。一時は部品在庫がだぶついて、反転までに時間がかかりましたが、ここにきてAIサーバー向けの需要が品薄気味になってきているほか、関税リスクが緩和されたことで自動車向けの需要にも再び力が入りそうな雰囲気です。さらに、米中の再交渉も控えており、その動向次第では関連株として注目される場面もありそうです。

6489 前澤工業は上下水道用機械の専業メーカーで、大手に位置します。上水道・下水道の比率はおおよそ半々ですが、どちらも現在、社会的に課題となっている領域。政府も非常に神経を使っている分野です。おそらく、首相や政権が変わったとしても、こうしたインフラの整備は最優先事項として進められるでしょう。もし今後も事故やトラブルが増えるようなことがあれば、かなり大きな規模の発注になる可能性もあります。配当性向30%を目指すなど、株主還元にも目を向けはじめており、営業利益も反発傾向にあることから、動きを見ておきたい銘柄のひとつです。