ニュース(7/25お昼の講義)

「25日前引けの日経平均株価は3日ぶりに反落。前日比256.10円安の4万1570.24円で前場の取引を終了しました。」

トランプ大統領の発言やFRBへの訪問など、いろいろと動きがある中で、石破さんに対する批判票の話も出ていました。そして、個人的にはハルク・ホーガン氏が亡くなられたというニュースが印象に残りました。いや、本当に強い人でしたし、人気もありましたよね。特にファンというわけではなかったですが、テレビでよく試合を見ていたのを思い出しました。こうして、自分たちの“ヒーロー”が少しずついなくなっていくのを実感すると、なんだか寂しくなるものです。昔はテレビをつけっぱなしにしていた気がしますが、最近はスポーツくらいしか見なくなりましたね。まあ、プロレスも立派なスポーツでしたけど。

今日の市場を見ていると、特に大きな材料がない中で、意外に堅いなという印象もありました。たぶん、トランプ氏の動きから「来週あたり金利が下がるのでは」という期待があるのと、欧州や中国の関税が引き下げられるんじゃないかという思惑も影響しているんだと思います。そのぶん、ちょっと地合いがだれると下方向へのスピードは出やすいですが、逆に下げ過ぎるとすぐに買いが入ってきます。それだけ回転が効いてきた市場だと思います。

実際、個別株を見ると、思ったほど上がっていないものも多いです。全体的に「日経平均が高すぎる」という警戒感があるせいで、昨日は投げ売りされていた銘柄も、今日は水準感から買いが入ってきています。特に、内需型で好業績や先が見えるような銘柄は、しっかりと狙われています。なので、粛々と“貯めに入っている”ような動きの銘柄も多いと思います。早い時間に下げるようならば、デイトレしやすい場面もあるかもしれませんね。

5602栗本鐵工所、8306三菱UFJ、6366千代田化工