最恵国待遇(9/26お昼の講義)
「26日前引けの日経平均株価は4日ぶり反落。前日比125.14円安の4万5629.79円で前場の取引を終了した。」
米国が「最恵国待遇」を日本に対して行うとしていますが、ここまでやっておいてそれって「飴と鞭」という言葉をあてはめたらいいんですかね? ただ、医薬品の課税についても言っていますが、EUとはすでに15%で決まっていたりしますし、気になるのはトラックに対する規制の話も出ていたことですよね。先日は「世界で気候変動は起きていない」とまで言っていましたし、なんだか変なことが起きそうな気がしてならないんですよね。
とはいえ、関税問題が常識的に一巡したとみれば、次はいよいよ経済を動かす政治になるわけです。すでに先買いしているから反応は不明かもしれませんが、少しは期待値が上がると思います。ただ、こういう話題を市場は取り上げないし、トランプさんがバタバタしていることも物色の材料にはあまりなっていない。結局、何を評価して売買しているのやら…と思ってしまいます。
一応、ここで買い戻しは一巡したと見られるので、ここからはそれぞれの実力が試される局面です。ただ、市場はそういう見方があまりなくて、なんとなく面倒くさいというか、嫌な雰囲気も漂ってきますよね。少しずつ物色対象が変わり始めているのはほっとしますが、基本的には日経平均が揉み合う中で、その間に上がっていなかった企業が物色されるべきなんですよね。
7202いすゞ、8113ユニ・チャーム、3407旭化成
