銘柄記録9月26日:今日の市場の見方

9/26備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

3407旭化成は総合化学企業。四季報にも書かれているし、ここでも何度か触れてきた株式です。同社は日経平均に抗うように動くタイプで、ここでもみ合うようなら、回復してきた収益や、関税の影響が意外に軽微だったことを考えると、構造改革の特損を出しながらこの数字は悪くないと思います。来期の数字は少し控えめに言う企業ですしね。

9076セイノーはよく取り上げる企業ですが、路線トラックの業界最大手です。株価は低迷していますが、早くから効率化を進め、人材不足や働き方改革に対応してきたことは大きな強みです。さらに買収企業の寄与もあって、収益的には万全だと思います。業種的に人気は薄いですが、経済が普通に回れば問題のない位置にいると思っています。

8113ユニ・チャームは将来のアフリカ市場を狙っています。これまで海外戦略はことごとく成功してきたノウハウがあり、インドネシアでの低迷が嫌気されていますが、他の地域では安定的に拡大を続けています。アフリカは人口増加の真っ只中で、住民の若さも強みです。各国からの援助で開発も始まっており、米国に代わる消費地域として注目されている。長期的な視野で取り組みたい株式ですね。

3864三菱製紙は含み資産狙いと来期の回復期待です。ドイツでの構造改革による特損で業績は低調ですが、退職金などの資金も確定して、現地での収支は見えてきました。豊田通商と合弁でケニアに進出する計画もありますし、来期以降は新しい試みも増えてくるはずです。PBRは0.35と低水準で、収益が通常に戻れば現在の株価は違和感がある。来年に向けた貯め込み型の銘柄と見ています。