気持ち悪い強さ(10/1大引けの講義)

「1日の日経平均は前日比381.78円安の4万4550.85円(-0.85%)で大引けを迎えた。」

なぜ強いのかは正直わからないのですが、前場の動きに対して後場からNYの時間外が一段安したので「もっと下がるだろう」と思ったら、これがまたしぶといんですよね。何度も買いが入るのは良いのですが、政府が動けないという流れになってしまうと、結局は動くとしても過剰に意識する必要は無いとしても、日本株はこれまで売り優勢だったんだから、もう少し下値を見てほしかったところです。

前場の引け前に「売り方が不利」と話しましたが、本当に売り叩きからの買い戻しが効いていないので、しぶとく支えられた相場に見えますよね。ちょうど一般株が下がりにくい水準まで売られて、目先投資の売買だけが投げるようになっていたから、軽量株や昨日人気を集めた株式は弱くなったのでしょう。

まあ、現物市場が引けた後の先物を見れば答えは分かるのですが、あっさり100円下がっていますよね。普通に考えれば欧州市場からは買いが入らず、利食い売りが出てくるのが自然です。だから、売りも結局は短期売買のような形になっているのかもしれません。夕場は荒れると自分は思っていますがね。

3864三菱製紙、8306三菱UFUFJ、6503三菱電機