銘柄記録10月9日:今日の市場の見方

10/9備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

7545西松屋は子供服の会社ですが、先日の決算で2025年3~8月期の純利益が49億円。台湾子会社の設立により連結に組み込まれ、非連結だった前年同期比では+5%となりました。通期配当を32円に増配し、自社株買いも行う予定ですから、需給面では悪くないと思います。夏物衣料が好調だったほか、雑貨も伸びており、株価が下がったのは単純に利益確定の動きだったように感じますね。

2317システナはソフトウェア開発支援の会社で、幅広い技術を持ち、端末中心から次世代自動車関連へと軸を移しています。次世代自動車のソフトウェア需要は大きく、一時は急拡大で話題になりましたよね。決算前に買って、上がれば一度売るという動きも悪くないでしょう。全体的に需給で動く相場が多いですが、経済を見ながらの売買を意識したいところです。

4816東映アニメは老舗のアニメ制作会社で、テレビ向けの強みがあります。フジ・メディアHDの持ち株売却に伴う売り出しで株価は急落しましたが、需給はまだ完全には改善していません。それでも、急落時に入っていた短期資金が抜けてきた様子もあり、一時期よりは回復しています。その揺り戻しの押し目は、少し気にしておいても良さそうです。

7202いすゞはトラックやバスなど商用車のメーカー。昨日のLiveでも話しましたが、自動運転のような難しい技術の商用化は、まず商業用の「モノを運ぶ」分野から始まります。同社は小型トラックの売上比率が高く、自動運転開発も他社ほど苦戦していません。専用の試験設備も整っていますしね。さらに、インドの経済政策で自動車への消費税が撤廃されたことも追い風になると思います。