問題は後場(10/15お昼の講義)
「15日前引けの日経平均株価は3日ぶり反発。前日比615.99円高の4万7463.31円で前場の取引を終了した。」
前場は、国民民主の自民寄り発言や、民主党の野田代表を指名したいという話、さらには維新が自民に寄ったなどのフローニュースがありました。
そこに、昨日GSがコール47500円を大量クロスしたという話も出ており、「47500円は射程距離に入ったのでは」という流れもありました。市場はそうした中で底堅く推移し、引けにかけて上がったという展開でした。
ただ、基本的には静かな前場の動きでしたから、一見すると強く見えますが、後場に入ると市場の信用性が問われてきます。そこを克服できれば、雑多な株式にも戻りが出てにぎわいそうですが、政局は一進一退。加えて、中国と米国が今度は港をめぐって応酬し、泥仕合の様相です。金利低下は米国では見られるものの、言われるほど好材料には見えず、不透明感が強いぶん利食い先行にならなければ良いと思いますね。
こうした中で、来週から始まる決算を考えると、今週はもう立ち会い2日目とはいえ、あっという間に水曜日。明日は市場が変わりやすい木曜ということもあり、なんとなく「持ちにくい」という気持ちのほうが強いような気がします。それを打ち破る何かが欲しいところですが、やはり市場としては、自民党から首相が出てほしいという思いがあるんですよね。
まあ、そうは言っても、難しい舵取りにはなると思います。
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