銘柄記録10月21日:今日の市場の見方

10/21備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

1964 中外炉は関西では昔から仕手系材料株としてよく動いていた企業です。工業炉のトップメーカーで、鉄鋼・半導体・全固体電池といった分野で安定した需要があり、話題の多い会社です。近年は好業績へと変化しており、今期は特益の影響で来期の数字が落ち込むのは仕方がないところ。電気炉ダストの処理を自社工場で行うなど、脱炭素に向けた技術も進んでいます。

3083 スターシーズはロング・コリドー・アセット・マネジメント・リミテッド社が保有を先日増加させましたが、同社は「純投資」とコメントしています。スターシーズの決算は後半型の割に、前半で前期の数字をクリアしており、目標も引き上げましたが株価は失速。材料出尽くしというよりも、市場の地合いが合わなかったという印象です。

7545 西松屋チェーンはようやく落ち着き始め、市場でも投げは一巡したように見えます。高市トレードの流れもあるので、動き出しはもう少し先かもしれませんが、こうした銘柄がしっかり動かないと、市場全体が思うような流れにはならないと思いますね。業績は“安価志向”から好調を維持しており、自社株買いも実施中。今年の冬は猛暑の反動で寒く感じるとも言われており、そうした環境も追い風になりそうです。

2395 新日本科学は決算の数字には米国での新薬分がまだ織り込まれていないため、会社予想は控えめです。ただ、それを先取りした個人投資家の買いが先行してしまい、このような個人投資家に厳しい上げ相場では、どうしても売りが出やすくなります。まだ不透明な部分もありますが、通期では上乗せの可能性があると見ています。自分の中では「好む銘柄は買い下がり」と決めていますから、ここまで下がれば“二段目の買い場”かなと思いますね。