今週の見方(4月7日)

NYを見る限りではここから反転する一方、日経など見たら「ここからどうなるのか」という書き方で、今まで上がって来たNY株に対しての警告。あれだけ上がってもこのような書き方をするのかと疑問はありますが、書くという事はその様な危険性があります。なんか、手持ち株の殆どが憤死の状況で、過去に買った株式は利食いプラスですが、大相場の特権ですが、直近買ったものは決して良くは無いです。

まだ荒れる4月としても、期が変わると利益確定を抑えていた運用者の多くが、年間の利益を出す為の売買をするので、逆に言えば、仕込み時間だったこの時間が益出し時間に昨年からなって来たと自分は思っています。だから、売りはある程度の読み筋ですが、自分はその時間が判らないし、先は上がるがといっても地合い的にはここは材料株だから、普通にTOPIX的な見方にはなりにくいのです。

しかし、株が下がるとしても好業績株だし、主軸が外資ならば大型株と自分は思います。そういう縛りにしてしまうと、この売りがずっと続けばしんどい事になったバブル前の下落で、本当にきつい時がありました。まあ、仕方は無いんですが、こうした危惧もしますし、中東なんかも読み難い局面で、申し訳ないがイスラエルはやり過ぎだと思ったりします。

市場を信用するならばもう少し買いに来いよとか思うのですが、それも無いから市場の信用力が無いのも判ります。どう考えても自民党のゴタゴタは自民党内の問題で片付けようとしていますが、犯罪かどうかという展開に感じてしまうんですがね。そうならないままで自民党の問題となって、仲違いしてこれからどうするんだという気がします。選挙は買いと言いますが、圧倒的に保守が有利な選挙ならそうですが、仲間割れならば批判票だけで野党が勝つなんて事もあります。経験してきていますからね。

日本の場合は不安がまだまだ多く、周囲が上がると言えば上がる気がしますし、下がる話しを聞いたらそうだと思います。そういう物でしょうが、自分の経験則でいえば、米国は好景気で金利が下がらないから駄目といういう物に対して、ここ最近、本当に強くなってきます。週末のNY市場は雇用統計の数字が良かったから上がったような気がします。

不景気ではないんだから景気が良いから金利が高止まりするのは当たり前で、この金利は景気を本当に鎮める金利レベルではない事をもうじき書き始めると思います。この下落は買うための資金作りだから、ここからは正統派というか「普通に好業績株」で良いかと思います。安川電機(6506)の決算を見ると、不満はあっても中国が落ち着いてきています。

ただ、8日でラマダンが明けるからここを越えて中東の動きを確認するかどうかであるが、最初は個々の力量から判断となります。

安川電機の純利益最高に 25年2月期、自動化需要けん引:日本経済新聞