個別が生き残れるか【5/17朝の講義】

昨日の上げは一番拙い形で日経平均は上がっても7割近くの銘柄が値下がりしていたから、今日の日経平均先物の動き方が非常に大事になって来ます。要するに、この動きは前から来ていた一番悪い形でして、指数売買だけで動いてしまい、企業を見つめる力がないとなります。逆に今日、個別が下がらないで日経平均だけが下がるパターンならば、まだ見るところが多いのですが。まあ、過去からそんな都合の良いことは無いから、今日は保守的に組まざるを得ないという事。

NY市場は朝の経済指標の輸入物価指数がコンセンサス以上でもお構いなしに上ていくのを見て、市場が金利低下期待とか経済指標にナーバスというのが嘘だと言うのが判ります。単純にSQに向っての需給であり、中間決算に向って評価を上げ得るNY株に対して、海外株でヘッジしている様な構図になっている感じなんです。

特に日本株はそこそこ金額が張れるし、簡単に上げ下げする部分、企業は健闘していても政策が弱いし、円高に振らせれば簡単に下がるという構図があります。シカゴ投機筋が売りすぎている状況からも十分勝算ありますよね。簡単に言えば日本株売って米国の金利下がってNY株が上がるときに、円を買い戻して日本株を下げる事は可能ですから。

とにかく今日は個別が踏ん張れるかどうかなんですよ。

9719SCSK、9889JBCC、3121マーチャント

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