ガラモード(8/6朝の講義)
昨日は証券会社のチャートの値幅がいつの間にか1000円幅に変わって、日経平均は4451円安と過去最高の下げ幅。これをひとつひとつ重ねて下げ要因を見ても、ここまでは行かない物であるのは明らか。昨日の後場は引けでは行けたが、途中では全く手が出なかったです。完全なガラの状況であって、前場段階で多くの指標顧客の投げが出た事から、「やっと底入れ?」という雰囲気になったんです。しかし、後場から再度売り直しで、33000円割れ辺りは売りアルゴが炸裂しているが先物は薄く、買い主体がいないからあっという間に31000円台へ下がりました。
「何があったの?」という疑問が途中から「何も無いのに何故下がるの?」「何が起っているの?」という感触で、市場には良いことを考える話しはなくなっていたんです。「もしかしたら○○してぇ~」なんて煽りがそこに加わると、迷っていた人は順次投げるというガラモードでなりました。
ただ、確かに景気は悪くなる可能性はあるが、現状、ブラックマンデーとは全く違うし、その時だってプログラム売りで下がった市場だから、回復は早かったんです。今回は当該市場あることと、当局が策が無いから政府だって自分達が望む金利高が、タイミングを間違うとこうなるという典型なんですよね。
植田批判が多いですが、やったことはやがてやるべき事で、少し早いと言っても誤差の範囲内。だから、米国の景気が悪くないという前提の物だったんだから、FRBの据え置きと、日本政府の対応が何も無いという事が狙われ、下がった時に何も出来無いということなんですよね。
黒田バズーカって本当に凄かったんですね。
6971京セラ、6981村田製作所、4062イビデン