気になる需給(11/25朝の講義)

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NYの雰囲気と日本市場の売り一巡が効果的に効いてくれたら良いのですが、考え方としてトランプ政治に対してメディアが書き立てて攻撃しなければ、ここまで負担にはなっていないと思います。だから、企業収益の落ち込みが3月決算物の多く目立っているのですが、その先も落ち込むようなイメージで皆が見てしまうんですよね。ですから、トランプさんは商売人で先ずはかますタイプだということが大事だと思います。

貿易問題も16年に比べて日本の比率は落ち込んでいますし、メキシコが中国から輸入した商品を米国に送り込んでいるから問題なのであって、中国自身は16年より減っていても、実質的には相当増えていると言えます。いずれにしても関税には気を付けるとしても良い部分もあったからトランプラリーがあったんでしょうし、減税と米国消費を考えたような市場をイメージ出来たら、運用の始まる12月頭で期待できるんですよね。

メタにしてもアルファベットにしても時代が後押ししたとは言いながらも、トランプ政権下で足固めしたのは事実でしょうし、新興企業は意外に日本でも物色されたのも事実です。だからバイオにしても急落してしまった昨年から今年ですが、現状、当時の「安い値」といわれる程度まで押しています。見直しがだいぶん進むと自分は思っています。

だとしたら強い株式でもいいが、何か技術ある企業や好業績企業が安いなら買ってもいいんじゃないかと思うんです。気になるのは日銀とリバランスのような需給でしょうが、そういうのに関係のないところを狙いたいですね。

8136サンリオ、3121マーチャント、4883モダリス