掉尾の一振(12/25朝の講義)
「24日の日経平均はー125円の3万9036円となり反落。米国株式市場は寄り付き後、まちまち。クリスマス祭日の前日で短縮取引となる中、ハイテクが引き続き買われ、株式相場を押し上げた。」
昨日、もう少し高い水準で引けてくれていたら、「年末4万円」の目標が現実味を帯びたかもしれません。しかし、そこまでの勢いはなくとも、多く下がっていた来年有望とされる銘柄が多いことから、一上げの可能性は十分にあると感じています。昨日はサイゼリヤが難しい状況の中で上がってきていましたし、主力銘柄も下がりはしましたが、見どころはありましたよね。ですから、今日あたりは「何か良いものはないか」といった期待感が市場に漂うのではないでしょうか。
この市場は「呪縛型」とでも言うべき性質があり、確たる答えがない中で、皆が想像を膨らませて身動きが取れなくなっています。例えば、トランプ政治についての解釈も非常に難しく、多くの人が極論を話していますが、実際のところ誰にも答えはわからない状況です。また、日銀の金利に関しても方向性が見えにくく、為替についても「ひょっとしたら…」と考えると手が出しづらくなっています。
しかし、冷静に考えてみれば、普通に儲かる企業はまだ多いのも事実です。アメリカンファーストの影響を受けても、それによって利益を得る分野は確実に存在します。たとえば、天然資源の供給が中東一択から変わりつつあることは大きな意味を持ちますし、日本もその変化に対応する努力が重要です。さらに、米国産の農産物や肉類の関税が見直されれば、それだけで状況は大きく変わる可能性があります。こうした要求をセールス的に捉えれば、「こうすればこうなる、しなければこうなる」といった、いわゆる外資的な営業スタイルが見えてきます。
AIをはじめとした事業の変化も、これからの注目ポイントです。そう考えると、年末恒例の「掉尾の一振」が期待される場面でもあると思います。今日はポイントの日ですから変化の兆しがほしいです。