プットの手仕舞い?(1/24お昼の講義)
普通なら日銀の金利引き上げが示唆されると市場は下がるはずですが、先週から何度も言われ続けていたこともあり、市場は織り込み済みの様子。むしろ「時期見切り発車で買いが入ったら、一気に1,000円くらい上がるのでは?」という憶測が働きました。それに加えて、トランプ氏が先日の習近平氏との電話会談について「大変良好だった。関税は上げたくはない」と発言したとの報道が出たことで、売り方は追い詰められましたね。プットオプションの出来高が膨らんでいたので、手仕舞いの動きも出たのかもしれません。
ただ、昨日もそうでしたが、後場になると動きが鈍る流れを考えると、「利上げは問題なし」としても、この一段上を誰が買うのかという疑問は残ります。やけにポジティブなニュースが流れていますが、トランプ氏は中国との電話会談で「良好」と話しつつ、薬物問題を強調していました。そんな中で今回の「関税を上げたくない」という話が出るのも、少し腑に落ちません。狙いは市場の上昇だとは思いますが、製造業関連は買いづらい状況になっていますし、決算前に持ちたくない銘柄も増えています。実際、ニデックやディスコの動きを見ていると、中国関連を買うにしても、業績面で不安が残りますよね。
ディーラーにとっては、今月の相場が強い割に稼ぎにくい状況でしょう。こうした「買いづらい銘柄」が上がる相場では、急に崩れることもあり得るので注意が必要です。それでも市場は強いでしょうが、自分は対角線で、好業績の銘柄や低位株などを工夫して狙っていこうと思います。
それにしても、無茶苦茶強かったですね。
2317システナ、4883モダレス、3914ジグソー