2月27日:今日の市場の見方

「市場の循環とエヌビディア決算待ち」

市場はエヌビディアの決算待ちという状況ですが、すでに先に売られているわけで、普通に考えれば好決算なら上がるはず。ただ、メディアが勝手にハードルを上げて「この不景気ムードを一掃させるくらいの結果でなければならない」なんて言われています。結局、相場の動きは主体者の心理次第でどうにでもなるし、上がれば絶賛、下がれば批判という流れになるんでしょう。

中国のディープシークの登場で、安価な半導体が市場に出回る可能性があるとなれば、エヌビディアの先行き不安という要素をどう織り込むかがポイント。ただ、自分としてはこうした技術の進歩というのは、新しいものが出ることで価格が下がり、システム開発もより効率的になる流れだと見ています。これは昔の時計やテレビの発展と同じで、新技術の登場で市場が拡大しながら、コストは自然と下がっていくものですよね。

だから、半導体の使用頻度は今後もどんどん高まっていくし、過去では考えられないくらいの需要がある。問題は、生産過剰で作りすぎたり、技術のスリム化で価格が下がることで、一時的に市場の評価が冷えること。でも、それは昔からよくある話で、今回も結局「買われすぎたから下がった」という流れ。代わりに、これまで売られていたJR東などの好業績な内需株が買われる動きになっています。要は、トランプ氏の影響を受けにくい銘柄に資金が流れているということですね。

今回の下落は、AI関連が長く物色され続けていた時間調整の結果でもあり、さらにダメ押しが入ったことで、銘柄の入れ替えが進んだ形。ただ、自分の買い値はすべて越えてきたし、そうなれば少し過熱感が出て、次は下がっていたものが狙われる展開でしょう。JRを買い始めたときは「時代遅れ」みたいな扱いを受けましたが、結局、市場は循環するもの。今の流れなら、ここで先日までの主力銘柄が一旦リバウンドする場面になりそうです。

技術的にはそういう動きが取れるんですが、なかなか心理的に難しいんでしょうね。とはいえ、好業績なのに売られた銘柄はまだまだあるし、3月というタイミングを考えれば、高配当銘柄が魅力的な時期。今までの主力銘柄の中から、引き続き良いものを探していきます。