銘柄記録3月16日:今週の市場の見方
3/16備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
6141DMG森精機は、国内最大手の工作機械メーカーで、2016年にドイツの同業と経営統合したことにより、欧州市場でのシェアを拡大してきました。現在、受注高のうち欧州比率が50%超を占めるという特徴があります。ウクライナ情勢が変化し、欧州各国が防衛費の増額を進める動きが強まれば、同社の受注にも追い風が吹く可能性があります。特に、防衛関連のインフラ投資が増加すれば、機械加工技術が求められる分野での受注増が期待されるでしょう。経験的に、こうした下落相場から反転する際には、すでに株価が底打ちして上向き始めた銘柄が強くなる傾向があります。
3088マツキヨココカラ&カンパニーは、化粧品に強みを持つマツモトキヨシHDと、医薬品に強みを持つココカラファインが2021年11月に経営統合して誕生しました。小売業や飲食業界では、消費低迷と人件費上昇が大きな課題となっており、今後は企業の構造改革が生き残りのカギとなります。その点で、化粧品と医薬品の両分野に強みを持つ同社は、他の小売企業と比較して耐性があると考えられます。現在、同社は構造改革を進めており、特に、キャピタルゲインを狙った事業や、収益力を高める投資を積極的に行なっています。今後の消費動向や物価上昇の影響を受けにくい企業として注視したいところです。
4812電通総研は電通グループ内のシンクタンク・ITコンサル企業として、データ分析やシステム開発を手掛けています。直近では、買収した企業が収益に貢献しつつあるものの、案件獲得の難航や人件費の上昇によって、営業利益が減少しています。しかし、ここにきて問題となっていた案件獲得が回復傾向にある点は注目すべきポイントです。特に、系列系の企業は、業務の効率化を進めることで、事務部門の集約による収益改善が進む傾向があります。電通グループとしても、大阪万博後にイベント需要が減少することを見越し、収益構造を変えていかなくてはならないグループは押さえておきたい。
4182三菱瓦斯化学は基礎化学品・機能化学品の生産を行う企業であり、エタノールの生産も海外で展開しています。また、エタノール燃料の船舶輸送を出光興産などと共同で進めており、環境関連のテーマでも注目されることがある銘柄です。現在の主要事業は半導体やスマートフォン向けの材料供給であり、市場全体の半導体関連銘柄が下落している中で、同社の業績は堅調に推移しています。また、株価は自社株買いの一巡による低迷が続いていますが、「光学材料分野が次世代スマホ向けに成長」「 配当利回りは4%を超える」といった要素を考えると、現在の水準は中長期投資の保有とも捉えられます。