3月18日:今日の市場の見方
「持たざる焦りと慎重な判断が必要」
なにかが足りないと感じながらの反発は非常に辛いですね。ノリが悪いままで上がってしまう格好で、主力銘柄が見つけにくい状況です。欧州の軍需関連から来る景気の恩恵で機械株が強いのは認めますが、世界の政治は「平和」に向かってほしいという思いが強く、平和が実現して復興事業が進むことで景気が良くなるのも理想ですが、その好景気がすでに弱まってしまっているように感じてしまいます。
平和になれば復興事業で景気が良くなるというのは確かにそうですが、ここ2年ほどは下落していたり、不十分な動きだったため、その部分を買いに来ているだけのように見えます。米国の数字を見ても、企業間物価は上がっており、景況感もかなり悪化しています。あれだけ下がるとは思ってもみなかったので、4月の数字が怖いですね。
そのため、その部分を売ったはずなのに、今は悪い数字でも上がるから「織り込み済み」という解釈がされているのでしょう。しかし、実際には需給の隙を突いた叩きが横行し、特に稼ぎやすい日本では、NYの下げ幅で計算した下値を提示し、それに向かうように仕向けた投げを買い集め、結果的にGSの大勝利となったメジャーSQが終了した後に上がっているだけです。それに気づくと、意外にもそれまでの主力銘柄は戻っていないことに気がつきます。
このように仕組まれた動きと見てしまうと、下がった時には冷静に対処することが重要だと感じますが、今回はやる気が無くなったせいで、多くの銘柄が以前のままの状態で残っていると思います。そして、短期売買に徹していたため、今日あたりは逃げの動きが出てきそうですし、回転も効くでしょう。そのため、すぐに買わないという発想が大事だと思います。
米国もオールドファッションのリバウンドですから、今日は日本株も的を絞りにくい状況です。持たざる焦りが遅れて出てくる可能性が高いです。そのタイミングで、早そうに見えるものに引っかかりやすく、次に上がるのが主力銘柄であれば良いのですが、上がらなかった場合、焦って買ったものが大きく下がる展開になることも考えられます。明後日は休みですし、彼岸が過ぎた後は流れも変わりやすいので、慎重に見極めたいところです。
関税発動も近づいていますから、その影響も考慮する必要がありますね。