自称トランプ(4/9お昼の講義)

「9日前引けの日経平均株価は前営業日比856円安の3万2146.04円と反落して取引を終了しました。」

自動車株が強く、銀行株も後から上がってきました。関税がかかる日だったから、出尽くし狙いなのか、買い戻しかは別として、とにかく堅調だったという印象です。米国内でも意見がまとまらない状況になっていますが、誰か似たような人物が出てきて、関税を撤廃する動きはないのでしょうかね。ただ、内需株が上がってもよさそうなのに、意外と慎重に動いているようで、気にしているのか、いないのかよくわからない状態です。なんだか変な感じがしています。

意識はしているものの、一度売っているので織り込み済みだということです。危険なタイプを売ったことで、反発の兆しが見られるということかもしれません。内需株は安全だと思って少し買いが入っているのだと思います。理屈に合わないようで、実は合っている相場です。ただ、影響が少ないのに大きく売られた株や、本当に影響がない銘柄が物色されるようになれば、大きく違ってくると思います。

この市場は厄介な感じがしますが、一度売ったものは目先の売りは切れていると思います。しかし、AIアルゴが関税に反応したり、関税が軽くなれば、内需が有利になるはずなのに、狙うべきは下がった株という発想に至っているようです。ですから、何も変わらない売りの時や、温情があれば、非常に複雑な中でAIアルゴの売りを狙っての物色だったと思います。

結局は、日柄が足りないからこその荒っぽいんですよ。

4812電通総研、8306三菱UFJ、7267ホンダ