銘柄記録4月10日:今日の市場の見方

4/10備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

7267 ホンダは部品調達などに課題はありますが、米国内の販売台数に対しては、ほぼ米国内での生産で対応しています。過剰に関税問題を意識しすぎたために売られていた企業が、今後は他よりも影響が少なくなっていく可能性があります。このように一度売られた企業は、狙いやすくなると言えるでしょう。関税問題に関して、売りの材料としても飽きてきた雰囲気があるようです。

9020 JR東日本は電鉄業界としては、関税の影響をほとんど受けません。中には、不景気の影響でアジアからのインバウンド需要が減少すると考える方もいるかもしれませんが、それはまだ早計だと感じています。物色の対象として一時期上昇しましたが、現在は株価の調整が進み、目先の投資としては一巡したのではないかと思います。駅ナカのような工夫もあり、収益率が改善してきていると思います。

9202 ANAホールは原油安の影響を受ける業種ですが、現在の株価水準は相当安くなっていると感じます。整備費の増加により収益は横ばいですが、それをカバーしている状況です。今年度は原油安の影響で少し楽になると予想されており、急落する理由が少なかったため、巻き返しが期待できると考えています。特に、海外向け顧客が回復している点は注目です。

9433 KDDIは、携帯電話や光回線の大手通信企業です。しかし、今後はライフデザイン企業としての変革を進めている姿勢も見受けられます。通信業界においては、AIの進展に伴い、必要とされるサービスが大きく変化しています。データセンターの建設が決まっており、役員人事からもAIに対する構えがしっかりとできてきたと感じます。