銘柄記録4月15日:今日の市場の見方

4/15備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

3858 ユビキタスは量子コンピューター関連の企業で、海外商品も取り扱う組み込みソフト企業です。M&Aによる変化や不採算部門の売却が功を奏し、収益改善が見られます。先行投資負担が重かったIoTプラットフォーム事業の譲渡で身軽になったこともプラスに働いています。収益は人件費などの増大から伸び悩んでいますが、内需面で強みを持つ企業であり、量子関連の進展は注意しておくべきだと思います。

4082 第一稀元素は自動車排ガス用の触媒や、電材料向けジルコニウムの首位メーカーです。為替益は減少していますが、原材料価格の低下が収益率改善に寄与しています。悪い地合いで注目されることは少ないものの、高いシェアを誇るため、今後の展開には有利な面が多いです。人件費の負担はありますが、企業としては計算内であり、燃料電池の再評価が進む可能性が高いため、少し売られ過ぎた感があります。逆張りの投資先として注目する価値があるかもしれません。

6436 アマノは国内最大手の就業時間管理システムを展開している企業で、床面洗浄機器なども手がけています。中小企業向けの新製品が注目されており、労働環境の変化に伴う需要拡大が期待されています。また、駐車場システムの改善が進んでおり、紙幣の変更により意外な需要の増加がありました。今期はその反動で堅めの数字が予想されますが、就業管理ソフトの更新需要が活発化しており、それを補う形で企業の成長が続くと見込まれます。

4551 鳥居薬品は今期の業績見通しの見直しを受けて、株価が大幅に下がりましたが、その内容を踏まえて押し目として買いが入り、反転しています。2月の急落時と同水準に戻ったに過ぎませんが、同社のアトピー性皮膚炎治療薬が需要を伸ばしており、アレルゲン関連製品も堅調です。今後の業績回復に期待が持てる企業です。