銘柄記録4月20日:今週の市場の見方
4/20備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
9731 白洋舍はクリーニング業界の最大手であり、衣服や寝具のドライクリーニングをはじめ、従業員向けユニフォームレンタルや、ホテルやレストラン向けにシーツやタオル、テーブルクロスなどのリネン品をクリーニング付きでレンタルするサービスを提供しています。こうした業界の企業は収益が比較的読みやすく、慎重な数字であっても順調な成長を見せています。株価の反発力も強いので、今後も好感される企業である可能性があります。
2212 山崎製パンは「春のパン祭り」で広く知られる企業です。スーパーやディスカウント店にも製品が多く、消費者の物価高にあえぐ状況でも、小麦粉の輸入や円高差益などを活かして、値下げを行うことも可能です。このような状況下では、長期間寝ていた企業の株価が上昇するケースが多く見られます。消去法で見ても期待できる企業であり、株価は高値圏ではありますが、新しい市場としての視点で、月足チャートを参考にするのも一つのアプローチです。
3141 ウエルシアHDは、ドラッグストア大手のウエルシアHDも株価は好調です。月足で見ると安値圏にありますが、インバウンド需要に強い点や、ディスカウント業態としての成長が期待されています。ここ数年、こうした企業は大きく下落していたものの、製造業だけでなく広範囲にわたる企業が市場に登場してきた今、押し目を狙うには良いタイミングかもしれません。特に、連休後や半ばでの物色を狙いたいところです。
6532 ベイカレントは日本最大の総合コンサルティング企業で、デジタル技術を活用した経営戦略の立案と実行に強みを持つ企業です。収益水準は高く、生成AIやDX、IAの発展といった追い風を受けています。案件の規模が大きくなるにつれ、電機メーカーなどでは追いつけない技術力と分析の速さを有しており、日本でも専業の拡大が進む局面です。現在は高値圏で保ち合いをしているものの、市場の動向を読む上で注目する価値がある企業だと言えるでしょう。