日程(4/28お昼の講義)
「28日前引けの日経平均株価は4日続伸。前週末比182.15円高の3万5887.89円で前場の取引を終了。」
連休の谷間ということもあり、明日は休みで新月が影響するため、盛り上がりに欠けるのは理解できます。確かにプラスの指数なので、悪くはないのですが、それでも市場が全体的に冴えない感じがします。自動車の関税が有利になると言われていても、寄港したらお金を取るという話もあり、トヨタが高いというのは何か思惑がありそうに感じます。
そんな中、今日はTOPIXのリバランスや比重の見直しがあり、ファーストリテーリングが買い需要で上昇しましたが、理由が他の銘柄と異なるような気もします。その他、買っても問題ない銘柄であっても、値上がりしたものは不安定な強さを感じます。ちょっと油断すると簡単に値を消してしまう銘柄が多いです。上がってきた半導体は買いにくいのは分かりますが、調整していた内需株が反発しても、仕手株のような上げ方をしてすぐに値を消すなど、全体的に安心できない強さが続いています。
普通は、日米交渉の前進期待や反転の期待よりも、不透明性が買われたと言えます。決算発表後、何があっても買いになったという状況では、個人レベルでは投資しにくいというのが本音です。まあ、この市場の難しさが現れているのでしょうが、休みの谷間ということで動けないだけだと良いのですが。最後は買い戻しが優勢になると思いますが、個人投資家の市場に対して白眼視したようなイメージも感じられます。
9619イチネン、3687フィックスターズ、287A黒田グループ