銘柄記録4月30日:今日の市場の見方
4/30備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
9619 イチネンは自動車リースの中堅企業で、車両整備なども請け負っています。自動車関連のケミカルに強みがあり、知名度はあまり高くありませんが、現在CMでよく見かける「尿で癌を発見」という広告があります。この研究は、九州大学発祥のバイオベンチャーに対して出資しており、尿一滴で80%以上の高い判定確率を誇ります。このCMの影響で、会社の認知度が変わる可能性があると考えられます。また、M&Aに積極的に取り組んでいる企業です。
9439 MHグループは、美容室「モッズ・ヘア」を展開している企業です。利益水準は低めですが、株主に対して配当を重視し、対応を強化しています。韓国や中国にも進出しており、清潔感を重視したブランド作りをしています。美容室支援を通じてBtoB決済を強化しており、クレジット決済による集客も試みています。人件費の上昇にも関わらず、利益率を上げる努力をしており、顧客との深い関係づくりが進んでいます。
4588 オンコリスバイオは反発が鈍く、イライラしている投資家も多いかもしれません。創薬ベンチャー企業として、市場に対しては弱い面がありますし、過去の増資による影響も否めません。しかし、資金不足の中、最近では再生医療等製品製造販売業者として業認可を取得するなど、少しずつ前進しています。大きな材料ではないかもしれませんが、株価に対する意識が高い企業と言えるでしょう。
2413 エムスリーはソニーグループの関連会社で、医療従事者向けの情報サイトを運営し、製薬会社の情報提供支援を行っています。製薬マーケティング支援は回復が鈍いものの、底値を打った後に安定して読めるようになったことは大きな進展です。今期からはコンサルティング支援を含めたサービスの拡大が進んでおり、買収した企業も寄与しています。また、電子カルテの拡大や院内での使用方法の変化もあり、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、診療支援から決済まで幅広く対応しています。人材不足をサポートする役割も果たしています。