銘柄記録5月13日:今週の市場の見方

5/13備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

8593 三菱HCキャピタルは三菱UFJグループの一員で、日立キャピタルと統合したリース業界の首位企業です。現在はM&Aを活用して、世界展開を加速しています。航空機リースがひっ迫する中、その拡大が期待され、NHKでも番組が放送されたように、コンテナの利用が多角化しており、業績は好調に推移しています。不動産売却も進み、順調な成長を見せています。無人店舗などの省力化の進展もあり、引き続き注目される企業です。

155A 情報戦略テクノロジーは少しずつ回復しているものの、現在の市場環境ではあまり注目を集めていない様子です。決算が表面的にはあまり好調でないため、この上げは強いと感じています。M&Aによる新しい企業の寄与が期待されていますが、会社訪問時には「今期の数字には反映していない」と話されていたのに、四季報などではM&Aの予算を計上した数字が示されています。後半に影響が出てくると考えられるので、静かなうちに注目しておきたい銘柄です。

4763 クリークアンドリバーは前期に下振れた決算数字を受けて株価は大きく下落しましたが、現在はじりじりと回復しています。株価はすでに悪材料を織り込んでいると考えられます。韓国の放送関連事業は不振が続いており、国内民間放送への進出も遅れましたが、逆に日本からの配信は復活しており、今期は浸透が進んでいるとの話もあります。システム変更や水商売の部分などが重なり、難しい流れが一巡してきていると感じます。

3333 あさひは自転車販売の大手企業で、アシスト自転車の人気が非常に高まっています。高価格帯の自転車の売上が増加しており、販売単価も上昇しています。格安自転車での人気もあり、消費者にとって「安い」というイメージが強いため、不景気でも有利な位置にあります。このような地合いの中で、先を見越した戦略が鍵となる銘柄と言えます。