5月14日:今日の市場の見方
「あやしい上げに見えて仕方がない」
昨日の疲れもあって、今日は朝から体がだるく、節々が痛いんですよね。鼻水も出るし、日常に戻った感じです。不思議なのは、昨日は緊張していたわけでもないのに、くしゃみが出なかったことです。だから、体は楽だと思っていたんですが、今朝になって、やっぱり疲れていたんだなという感じです。
日経平均も、結果的に上がったとしても、相当な調整が出てきそうです。特に、思いっきり叩かれた半導体や電子部品が上昇を牽引しているので、乗りにくい状況だと思います。しかし、上がったものは別として、電子部品はまだ安いんですよね。一方で、JR各社は収益がほぼ予測できてしまうため、すでに加熱している部分があり、買いたくはないし、毎年この時期から長い調整が入るので、また同じような流れになると思います。問題は、電子部品や半導体の収益が悲観的に見られすぎている部分があるとはいえ、駆け込み需要から今期の数字が期待できるのか、ということです。少なくとも第一四半期は厳しいと見ています。
そのため、どこかで資金が逃げていくので、深追いはできません。遠くから見守る形になりますが、良い方向に上がっていくというイメージです。こうした市場の葛藤が、端の方の好業績や割安株に向かってくれたら良いのですが、そこまで丁寧な市場かどうかが、今日のポイントですね。もし、雑に動くとしたら、それはバイオ関連銘柄でしょう。例えば、サンバイオなんていうのは非常にしぶといですし、良くも悪くも製薬・創薬企業はよく材料を出してきます。
まあ、ここは本当に難しい場面ですから、持っていない銘柄を狙うのがコツですね。冷静に考えたら、半導体やデータセンターなんかは、売られすぎた可能性が高いですよね。そうした部分が上がっても、売りが来ないという形になりますが、果たして今の日経平均は、トランプ関税がない時の下限で、過去の日常相場に戻れるのでしょうか?
何となく、あやしい上げに見えて仕方がないのですが、今日は好業績の銘柄だけに絞って見ていこうと思います。