銘柄記録5月14日:今日の市場の見方
5/14備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
4588オンコリスバイオは、良い材料があっても市中の浮動株が多いため、難しい局面にあるかもしれません。ただ、最近は少し様子が異なると感じています。昨日のサンバイオの反発を見ても、バイオ株全体に少し違った動きが見られます。モダリスも昨日材料が出ていましたが、安倍政権が力を入れたIPS細胞時代からのバイオ研究が成果を上げ始めたという流れがあると思います。こういったタイミングでは、進捗の良くなったものを少し押さえておきたいところです。ただ、政治の動きも含めて状況が分かりづらいので、慎重に選ぶべきかもしれません。
9076セイノー運輸は先日も触れた通り、路線トラック業界では最大手の企業です。いち早く働き方改革に取り組んでおり、現在の人材不足や外注問題を克服しつつあります。運賃の改定が大きく収益を押し上げており、M&Aで買収した企業が今期からフル寄与している点も注目されます。自動車販売の減少や人件費のアップ、外注費の増加を吸収し、安定した成長を見込めるかもしれません。ガソリン安の恩恵を受ける企業として、このタイミングで注目する価値がありそうです。
3837アドソル日進は先日良い決算を発表しており、当社は宇宙産業に関連した材料を出すことが多いですが、実際には内需型のエネルギーシステム企業です。今後、電車の電圧効率化なども控えており、これからの成長が楽しみです。スマートシティ構想にも関連していますが、同社は地域での売電など、細かな電力供給にも力を入れています。近々、弊社にてIRセミナーも予定されているため、この位置で少しずつ購入していくのが良いかもしれません。
7532パンパシフィックHDは、ドン・キホーテを運営している企業です。株価は現在もみ合いの状態ですが、急騰していたため、移動平均線の上昇を待っているという状態です。ユニーというスーパーを所有しており、北米にも進出しています。不景気の中でも同社は強いと言われています。特に、国内のドン・キホーテは外国人向けアプリを活用し、インバウンド顧客の集客が順調です。さらに、関税問題の影響で中国や東南アジアからの商品が残り、安価に仕入れることができるため、今後の動向に注目しておきたい企業です。