一気に初夏(5/15朝の講義)
「14日の日経平均は-56円の38,128円となり、5営業日ぶりに反落。NY市場はまちまち。ダウ平均は89.37ドル安の42,051.06ドル、ナスダックは136.73ポイント高の19,146.81で取引を終了した。」
先日まで朝は寒いと言っていましたが、なんだか一気に初夏、見方によっては夏のようですね。沖縄の方はすでに夏が始まっていて、梅雨入りは九州にはあれども、沖縄はまだだなんて話をしていました。いや、どうなんでしょうか。今年も気づいたらこの時期で、乱高下や無茶苦茶な政治が続いている間に、夏が来たという感じです。何をやっているんだろう、我々は。
政治は遊びやゲームではないので、現在の流れは自分としては良くないと思っています。ダメージコントロールの時間帯で、トランプ政権は次々と緩和策を打ち出しており、各国もその期待に応えている状況です。流れとしては、同盟国である日本がもっと口を出して欲しかったのですが、まずは同胞の英国から始まり、最大の問題国である中国と上限・下限を決めた後、各国が交渉を進めるという流れになっています。
これって、ちゃんとしたパターンですから、冷静に見れば当たり前のことですが、その間に諸外国が慌てて譲歩を引き出しているため、交渉国であるアメリカにとっては最善のパターンとなっています。そういう意味では、成功したと言えるのでしょう。ただ、株価がここまで回復してきた今、どういう条件であれ、そのパターンを踏まえた企業決算が目立ってきます。これまで不可解で出せなかったものが、決まれば正確な予想が求められます。第一四半期がポイントになってきたことは否定できません。
だから、買いにくいんです。
287A黒田グループ、7908KIMOTO、9020JR東