銘柄記録5月15日:今日の市場の見方

5/15備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

3236プロパストは、首都圏での賃貸開発や中古収益物件の再生が中心の企業です。分譲開発も行っていますが、先の決算では高単価物件が少ないため減益となりました。これは予想されていたことではありますが、市場はそのまま続くわけではないと考え、保守的な経営が続いているようです。ただ、その数字は想定より幾分高かったため、問題はないと見ています。駅周辺の物件再生は順調で、同社は地味ではありますが関税にも強く、今の位置から狙える可能性があると感じています。

7908KIMOTOは、スマホやデジタル家電向けのタッチパネル用ハードコートフィルムが主力ですが、スマホ市場が不調な時期でもうまくしのいでいます。先の決算はコンセンサスを下回ったため売られましたが、実際の数字はそこそこ良かったと見ています。PBRが0.55倍前後という安さがあり、大口投資家の動きも見えることから、この位置でゆっくり握っていけば、自然に上がるのではないかと思います。仕手性が強いので投げ相場では弱いですが、市場好転を待つ企業という位置づけです。

7352TWOSTNE&SONSは、フリーのITエンジニアと企業のマッチングが事業の柱で、企業向けIT戦略コンサルも展開しています。マッチング事業は高水準で、DX化やシステム改変からくる需要は相当なものです。賃金上昇が収益の基盤を底上げしており、人材はまだまだ補強していくつもりですが、経費を差し引いても増勢は止まっていません。最近では、金融系のセキュリティ需要も急増しており、非常に忙しい状況です。

6506安川電機を今考えるのは無謀かもしれませんが、少なくとも中国の関税は減少してきており、景気自体も徐々に浸透しています。一時的な急騰だけでは評価は難しいと考えています。独自の制御技術から生まれるサーボモーターとインバーターは世界首位で、産業用ロボットの需要も増加しており、コストカットを迫られる企業も多いため、ここから押す形で有効かもしれません。