誰も動かない(5/15お昼の講義)

今回は、ちょっと変わったIR企画をお届けします。3社のコラボレーションによって実現。3社に共通するワードは「〇〇株」です!動画でお楽しみください!

「15日前引けの日経平均株価は続落。前日比422.39円安の37,705.74円で前場の取引を終了。」

それなりに売りアルゴが出ているようですが、追随が遅く、市場は閑散とした中で益出しが続いている感じです。スタート時にはそれなりに買いの動きがあったものの、途中から方向感がなくなり、だらだらとした市場展開に。主力が下がる中、対角(逆相関)の銘柄が上がるものの、伸びきれず、どのリバウンド狙いを選ぶかも絞りきれず、最終的には個人投資家が何もできない状況になってしまいました。

為替問題が浮上してきたという見方もありますが、ここまで市場が上がってきた中では、そうした悪材料はすでに無視されてきていたので、それを真剣に考えるのはおかしいと思います。一定の買い戻し玉が一巡したと素直に受け止めても良いと思います。ウクライナ問題もまだ不透明だし、トランプ氏が10%の基準を決めても、自動車や半導体関連は未決定のままですし、何が決まっても、結局は文句を言う性格でしょう。それがうまく回っているから、米国はこのスタイルを続けるつもりだと思います。

EUが関税に対して不満を言う場面もありますが、ここで本気でもめるつもりはないでしょうし、米国は各国を個別に対応しながら、今の骨組みを変えていこうとしているようです。ですので、このことによる市場の下落はないと思いますが、そういった状況では買いにくいという点はあります。結局、何もかもが分かりづらいから、少し様子を見ようかという気持ちになりますね。

なんだか、体が市場になじまない感じですね。

287A黒田、155A情報戦略、9076セイノー運輸