ムード作り(5/21お昼の講義)
「21日前引けの日経平均株価は反落。前日比37.69円安の3万7491.80円で前場の取引を終了。」
11:30で為替は143円台に入りました。「3円になったら売りアルゴが出るのでは?」という風な流れを市場は思わせるような反発の無さで、なんと言うか、上値がやけに重く見えるんですよね。今日は特に材料もなく、期待する気持ちは日米交渉にありますが、為替に関しても、言い分を捜査しているのは米国の投機筋であり、円安誘導なんて政府がやっているとは思えません。そもそもどういう理由でここまで円安になったのかもありますが、消費の伸びない状況は前日銀総裁の発想に基づくものであり、その時に円安誘導をしたとは思えませんよね。
過去の円高の時でも、日本がバブル崩壊で苦しい時に投機筋が動きましたが、そうした動きから見ると、中国のように「脅し」とみて訴えるくらいの気持ちで行ってほしいところですが、どうか穏便にという方向で交渉が進んでいるのでしょう。ただ、そうした多くの部分はあっても、根本的には有利に運べば米国は満足するので、良い方向に進む可能性もあると思います。
それを国債入札がうまくいかなかったことを材料に、為替などを動かして、中国ですらうまくいった交渉を、苦しんでいるように見るのはどうかと思います。だから、そういうムードを作って、何をしようとしているのかという気がしますよね。何か他の株式も尻切れになったり、買いにくい仮想通貨関連では乗る気になれない雰囲気になっていますね。
1948弘電社、3927フーバー、9076セイノーHD