銘柄記録5月23日:今日の市場の見方

5/23備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

6617 東光高岳は、機器主体の電力ネットワーク関連企業で、東電系の企業です。過去に東光と高岳が合併した企業でもあります。電力危機が後退したものの、入札停止問題も影響し、前期の収益は減少しました。しかし、今期以降は次世代型のスマートメーター導入が始まり、工程完全自動化の生産ライン構築という期待が高まっています。また、電力機器の停止解除も考えられるため、ここから新しい展開が期待できると思います。エネルギー管理が重要な時代に突入していますから、今後の動向が注目されます。

9142 九州旅客鉄道(JR九州)は、観光列車で強いイメージを持つ会社です。同社は多角化がうまく進んでおり、不動産、流通、外食サービスなどが注目されています。他のJR関連企業とは少し異なる人気を持つ企業で、株価は大きな騰落を伴うことがありますが、基本的に内需株として比較的安定しています。国内旅行やインバウンド需要が堅調で、国内旅行者の動きも高水準です。ホテルとの併用などの成長もあり、人件費増加も吸収できている様子です。

9753 アイエックス・ナレッジは、独立系のシステム会社で、コンサルティングからシステム設計、開発、保守、運用まで一貫して手掛ける企業です。SIサービスの案件が拡大中で、特に金融・証券分野での成長が著しいです。証券業界では「口座乗っ取り」事件も多く、対応が急がれています。人件費の上昇は織り込まれており、地方での知名度向上を目指し始めています。

1418 インターライフホールディングスは、遊技場や店舗改装工事を手掛ける企業で、最近では学校や公共向けの事業を伸ばしています。証明設備などの充実が公共部門で進んでおり、万博特需がなくても施工管理人材を配備して、管理業務の集約やDX化により収益率を向上させています。ホテルなどの演出も手掛けており、企業として少し変化してきている内需株として注目されています。