力戦ではない(5/23お昼の講義)
「23日前引けの日経平均株価は3日ぶりに反発。前日比294.97円高の37,280.84円で前場の取引を終了。」
市場は弱いとは思えませんが、相当な重さを感じていて、すっきりした買いが無いという感じです。特に6月が近くなったことも影響して、現物と先物の差がなく、やる気が感じられないんですよね。電線株などで賑わっても、肝心の全体に活気がないから、来週に対して自信が持てない状況です。材料株でも仮想通貨関連が失速しているのを見ても、ここまで上がった後、来週また上がり始める自信が持てるわけでもなく、週末はこうした株もなかなか買いづらい感じがあります。
昨日とは違う閑散とした雰囲気です。昨日は買い要因が無い閑散でしたが、今日は売り要因が無い閑散で、ここで一定の方向性が出てこないと、昨日上がって、今日下がった材料株はしんどい状況になると思いますね。普通に考えられるタイプの銘柄を探すことが大事で、私は主力株を見ながら、その強弱感や動き方から材料株も売買していますが、どれも薄利の展開になっています。それでも、市場を見失わないためには、そういう動きもやらないとダメだと思っています。
基本的に株価が中途半端で、投資家に根性があるような雰囲気ではないため、こういったニュース相場では決めつけるような買いができないのでしょうね。私たちから見ると、アングラな株式ほど皆が決め打ちしてくるので、ちょっと怖いところもあります。ただ、今日はポイントの日なので、後場に何か良い流れができれば、個人投資家が強気で回るようになるでしょう。
まあ、他の人には言えるんですけどね。
9142JR九州、7203トヨタ、6617東光高岳