なんか強い(5/27朝の講義)
NY市場は休場となる中、昨日の日本市場は前場段階では、いつもの後場の弱さを考えていたのですが、個人投資家が動きましたよね。日経平均も堅調で、久しぶりに個人と指数のベクトルが一致した感じがしました。その間、トランプ氏が何も言わなかったわけではなく、不利な流れもあったにも関わらず、エヌビディア期待なのか半導体は強く、内需株も好業績中心で良い動きが見られました。そして何より、小型株の方に物色が流れ、過去から「実力株」と言われていた株が上がったのは大きいですよね。
問題はこれが持続するかどうかですが、大方の見方としては38000円売り、36500円買いの「逆張り相場」という見方が強く、外資のポジションも1000円幅の売買に設定されているような気がします。まあ、外資系の資金が少ない時間帯だからでしょうが、そういった動きが見えるだけでも良いことだと思います。
効果は別として、小泉大臣が動いたというのは大きいと感じています。朝、NHKで話された内容よりも5000円下げて小売業者へという発想は、国民にとっては買う買わないは別として、とにかく動いたという動きが見えた点は大きいですよね。自民党が選挙に勝つためには最後の防波堤になれるかどうかが重要で、実際に行動している感があるのは、気持ち的にも大きいと思います。
値段を下げることで生産者が困ると言いますが、それはそれで過去からの買い上げ制度で良い部分もありますし、何かとにかく足掻いて欲しかったのでしょうね。
1948弘電社、3927フーバーブレイン、3984ユーザーローカル