7月8日:今日の市場の見方

トランプ氏からの書簡も気になりますが、今日の分配金の捻出売りが6000億円弱と推定され、10日は9000億円弱との話しです。いつもの出来高ならば耐えられる数字ではありますが、資金が減りますよね。だったら配当還流なんだから、普段から少しずつ売っておけと言いたいです。しかし、計算方法などから特定日の引けに限られるのであり、利回り計算上そうなるんですよね。

問題はそういう日にこの書簡騒動ですから、いつもならば39000円割れまで覚悟することになります。しかし、なんとなく39200円が鍵になる感じですし、明後日の売りをこなせば少し楽になります。そして、SQを向かえますから、その後の展開と、ここでどのくらいの空売りが乗るかになってきます。

いや、強気で見たらですよね。普通は今の決算は飛んでしまうし、今後の企業見通しは減額ですから、通期で5%位のマイナスだと考えます。だとしたら、今回良かった分、今後はダメージが深く、良い企業の落ち込みが気になります。そう考えたら、苦しかった売り方の勝利と夏枯れの大幅安となるのです。しかし、悪くても25%だと考えたら、意外にシェアの高い物やアップル関連などは生きてきたりします。

この二つの売り需要後、どこまで耐えられるかで、この先の相場は決まります。「真夏のすっ天井」という上昇相場を久しぶりに体験したいですね。