銘柄記録7月18日:今日の市場の見方

7/18備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

2326 デジタルアーツは安全なWebサイトやメールだけに、接続を制限するフィルター技術に強みを持つセキュリティ関連企業。学校向けのフィルター更新需要が到来しており、一定の強さが感じられます。また、最近はオンラインカジノをはじめとしたネット犯罪が増加傾向にあることから、同社に注目する声も出てきています。企業のセキュリティ強化ニーズが高まる中、新製品の導入も活発で、記念配や増配の可能性なども意識される場面があるかもしれません。

3967 エルテスはネット炎上や内部脅威の検知など、リスク管理を得意とする企業。最近は、警察庁からオンラインカジノ関連の掲示板やSNSに対して削除要請が出るといった動きもあり、同社に関連した需要が広がる可能性もあると見ています。犯罪の未然防止という視点からも、今後こうしたリスク対策へのニーズがじわじわと拡大していくことがあるかもしれません。必ずしも主力ではないにしても、活用の幅が広がる兆しはあると思います。

3660 アイスタイルは化粧品と美容情報サイト「アットコスメ」を運営し、ECや実店舗、小売、広告、マーケティング支援が主力の企業。特に、採算の良いマーケティング支援が単価の向上によって伸びてきており、新規出店も好調な様子です。また、業務提携した米アマゾンが筆頭株主という点でも注目度が高いです。関税があっても「化粧品は欲しい人が買う」という見方は根強く、口コミのAI分析なども話題性のある技術として評価されているようです。

1820 西松建設は中堅ゼネコンという印象のある会社ですが、ダムやトンネル工事に強みを持ち、不動産開発でも一定の実績があります。伊藤忠系という背景もあり、低採算部門の整理が一巡した一方、受注残高が豊富なことから中期的な視点では面白さもありそうです。最近では、物流施設の建設需要に加え、データセンターの建築でも実績を伸ばしており、災害対応を含めた土木需要の増加もプラス要素と見られます。