銘柄記録8月13日:今日の市場の見方

8/13備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

3937 UBCOMはオフショアのシステム開発と医療関連ソフトが柱。先日も書きましたが、少し上がりかけているとはいえ、日経平均と比べれば非常に割安な位置ですよね。この市場を肯定するなら、AI技術から発展してくる技術株は注目度が高く、特に医療関連は間口も広いです。テクノロジー分野が関税問題で一時停滞したとしても、今の相場は「読める」展開になってきていると思います。この停滞は狙える局面だと感じています。

8101 GSIクレオスは大きくは伸びなくても安定していると見ています。原糸と生地の会社で、現在ナノテクを育成中。インナー用の糸や生地は鈍化傾向ですが、伸びたのは冬季ですし、赤字事業からの国内撤退も業績に寄与してきています。工業製品分野ではケミカルやホビーが収益を支えており、企業側が少し慎重になっている印象です。前半は厳しいかもしれませんが、こうした堅実な企業が買われない中で日経平均が最高値更新というのは、少し歪な気もしますね。

1944 きんでんは7月31日に第一四半期決算を発表済みですが、いきなり好調な数字を出してきて株価も順調に上昇。関西系の電設工事企業で、データセンターの建設需要で潤っていますし、物流システムの建設も順調に進展。AIの発展による関西電力関連の仕事量増加も追い風です。ひょっとすると、自民党の維新寄り政策からくる関西株優位の流れもあるかもしれません。

6489 前澤工業は第一四半期は、周囲の傾向と同じく労働者不足や工事発案の遅れで数字的には他社と似た状況かもしれません。上下水道機械の会社ですが、工事の進捗改善も見られ、受注残高を考えれば長期投資では有望なタイプだと思います。今後の政策動向を踏まえても、ここから打診的に入っておくのも面白いと感じます。機械分野は工事より先に発注が来ますしね。