銘柄記録8月15日:今日の市場の見方
8/15備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
7673 ダイコー通産は電線・ケーブルや通信機器の商社で、通信工事施工も行っています。データセンター向けの通信機器が伸びており、防災行政無線やその他通信機器でも忙しい状況です。通信インフラの拡充は政府方針でもありますから、こうした分野は追い風になっています。現状の相場テーマに近いのに、まだ目立っていない銘柄も多く、この手の株は後から急に評価されるケースもあります。数字が順調なうちに動きが出てくるかどうかを見ていきたいところですね。
2332 クエストの株価は順調に推移しており、過熱感はありません。ソフト開発とシステム運用の会社で、今の市場の見方に合う部分があります。4月に買収した企業の寄与も見込まれ、数字は悪くないと思っています。ただ、のれん代の計上などもあってか、市場では強く買う動きは控えられている印象です。それでも人件費上昇分も吸収しており、安定した株価が一段上の水準に移る可能性もあります。
3967 エルテスは炎上や内部脅威検知などのリスク管理支援が主力の会社です。警備業や自治体のDX推進にも取り組み、ラックとも提携しています。内部脅威検知は純増中で、SNSの脅威については大手企業からの引き合いも多い状態です。株主優待は800株保有で半期ごとに5,000円分の金券、6か月以上の長期保有で1万円分の金券を贈呈と、株主を大事にするタイプです。長く持つ投資家にとって覚えておきたい存在ですね。
3687 フィックスターズは演算高速化ソフトを手掛ける専業企業です。自動運転、半導体製造、画像診断などへの提供があり、とくに自動運転向けは収益率も高く、想定以上に忙しい様子です。人件費は増えていますが、AI処理のボトルネックを可視化するソフトを無償提供し、高機能な有料版へ誘導する動きも始めています。データサーバーの新しい冷却技術など、前向きなテーマも出ていますね。