運用者(8/19朝の講義)

「18日の日経平均は+336円の4万3714円となり続伸。最高値を更新した。米国株式市場はまちまち。ダウ平均は34.30ドル安の4万4911.82ドル、ナスダックは6.79ポイント高の2万1629.77で取引を終了した。」

昨日は債券やコア銘柄を見ていても、確かにリバランスの売りが出ていました。ただ、途中からは諦めたような動きで、「明日の方が高いのでは」という雰囲気になっていましたよね。というのも、帰参者の多くが休み前に売却して持ち株が少なく、市場の動きを見ても、とてもリバランス初日で崩れるようには見えなかったそうです。だから、短期目線で帰参者が買い向かったのが大きな理由のようです。

いや、実際に「朝一下がるなら」という場面で、先物に100枚単位の買いが数発入っていましたし、資金の多さを感じさせましたからね。ああいう買い方なら「そりゃ行くわなぁ」と話していました。それくらいの買いを受け止められるだけの売り物もありましたし、クロスもそこそこ出ていました。運用系が益出ししていたのはわかりますが、それ以上に間口が広がって「こりゃ強い」となったんでしょうね。

ただ、コア株には本当に売り物が多く、銀行は反動売り、対角にある不動産は空売りが入って狙われていました。市場全体としてはスリリングな攻防戦で、こういう展開から周囲に興味が流れはじめたら、さらに良い感じになると思います。今日あたり材料株に動きが出てくれば、なお面白いのですがね。

3036アルコニックス、4205ゼオン、3107ダイワボウHD