間口の広がり(11/13朝の講義)

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「12日の日経平均は+220円の5万1063円となり反発。米国株式市場はまちまち。ダウ平均は326.86ドル高の48,254.82ドル、ナスダックは61.84ポイント安の23,406.46で取引を終了した。」
この市場で大事なのは、何度も指摘しているように「間口が広がること」です。物色対象が“総体的な流れ”にならないと、本来の市場の強さとは言えないんですよね。しかし現状ではまだムラがあって、どうしても半導体を「売るか、買うか」という議論に終始してしまう。需給面でも、メインのテック系は今は少し難しい状況にあります。揉み合いを続けながら、設備投資などの確認をしている段階でしょう。一方で、休んでいたTOPIXが昨日から強くなってきており、グロース株も堅調になりつつあるように見えます。
ただ、それでも気になるのは、投資が近視眼的になっている点です。買う時に持続性を意識しないから、少し上がったところで売ってしまう。9月のテック株の時もそうでしたが、結局そういう時に限って、売った後に上がる銘柄が続出するんですよね。これからの値上がりは、企業の“実力”を買う流れになるはずで、そうなると「5万円という水準に見合う株価とは何か」というのがテーマになると思うんです。
そういう意味では、建設株はすでに達成しつつある印象です。次に意識しておきたいのは、素材や運輸といった分野。こうした循環が起きない市場はあまり健全とは言えず、今の揉み合い相場というのは、まさにその“転換の岐路”にあると感じます。上がったテックの揉み合いと、バリュー・グロースの“負け組反転”の揉み合いが、同時に起こっているような状況なんですよね。
このまま物色の輪がゆっくりと広がっていけば、良い形になると思っています。
4592サンバイオ、9076セイノー、6489前澤工業
