11月19日:今日の市場の見方
市場は調整色が強いですが、日経のVXが35を越えてきているので、底打ちは近いと思いますし、狙う物は決めておかないといけない日ですよね。ただ、こういう数字って昨年夏のように“ラスト1日が一番きつい”というパターンも多く、単純に買えなかったり、エヌビディアでダメ押しが来たら、もう一段下がって日経平均がようやく落ち着く、なんてこともあります。
要するに、寄与度の高い銘柄で日経平均は弄られていたわけで、最終的にはそうした銘柄の投げが出て日経平均が大幅安になり、その損出し資金確保が他の株式にまで飛び火してしまうんですよね。というか、この需給の話は以前からしていたとおりで、ある意味、想定できた部分でもあります。
ただ、SQという日が過ぎてしまったことと、12月のコール買いがダミーとして使われ、9~10月のプット買いの“寄与度の高い株を買い戻す”という、いわゆるマネーゲームの逆流をやられているわけです。
まあ、今回はそういう流れですから、またエヌビディアの評価が「買い」に戻れば、いきなり切り返すことだってありますし、以前からのプット回転のために、あと1500円くらい押してもおかしくはないとも思っています。だって、上がる時にはこの位置なんて“一瞬で突破”したところですから、上がっても下がっても、チャート上はどちらも「正しい位置」なんですよね。
自分は変わらず、地味に好業績を買う姿勢です。日経平均はエヌビディアで買われて動いたんだから良いし、そこで下がるなら、その“下げすぎ”をじっくりタイミング待ちしたいです。いわば、ガラ直前のVX指数なんですから。
