銘柄記録11月19日:今日の市場の見方

11/19備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

8058三菱商事は総合商社の大手。ウォーレン・バフェット氏が注目したことで有名ですが、今回の減益で売られたとしても、前期には炭鉱の売却益があったわけで、同社はここ数年でスリム化を徹底してきていますよね。資産の有効活用という部分が外部からも見られていますし、“物言う株主”への対策もあると思います。ローソンの連結除外など、今は数字が一時的に落ち込んでも、利益率が変わってきている印象です。

2492インフォマートはクラウドを活用した受発注、規格書、請求書システムを運営する企業で、飲食企業の顧客が多いのが特徴です。ただ、飲食企業に相当浸透してきた受発注の仕組みが、最近は“請求書を税務署が重視するようになった”ことで変化が出てきました。大手企業が同社に接近してきていますし、値上げ効果が効いてきたところへ、請求書関連の黒字化のメドが立ってきたというのは、来期以降かなり大きいと思いますよね。

7908KIMOTOはスマホやデジタル家電のタッチパネル関連の会社。米国関税の影響が懸念されていましたが、直近の中間決算で一転して増益になり、進捗率の良さから通期も変わってきた感じがします。同社は慎重に通期を見直していますが、自動車関連の落ち込みがあってもトータルではカバーできているし、自動車の生産台数の底も見えた気がしています。短期売買で行って来いになっていますから、もう少し押してほしいところですよね。

6524湖北工業は、自動車向けアルミ電解コンデンサー用リード端子や、海底ケーブル用の光通信部品を手がける企業。減損・特損を計上したために今期の数字は落ち込みましたし、企業予測でも減収見通しでした。ただ、自動車向けが回復してきたことと、海底ケーブルの新規案件が増えてきたことから、伸び方がかなり良くなってきています。売上の雰囲気も悪くないですし、来期は持ち直す印象がありますから、中期的に押し目を狙いたい銘柄だと思いますね。