銘柄記録7月29日:今日の市場の見方

7/29備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

2303 ドーンは何度か紹介している株式ですが、地理情報システムの開発・販売、防災分野に強い企業です。水害や火事への備えは、誰が総理大臣になっても変わらないですし、上下水はすでに注目されていますが、防災関連は昨日からやっと動意づいたに過ぎないと思っています。先日からの好決算や増配に対して市場は無反応でしたし、消防向けの緊急通報システムや警察向けの防犯システムなどは、今後も必要なインフラだと考えています。押し目は狙いたいですね。

6489 前澤工業は昨日上がりましたが、短期売買の目線もあったようで、ここからは押し目買いになるんじゃないかと思います。上下水道用機械の専業企業ですが、栗本鐵工や土木管理総合試験所などと比べると出遅れていますし、上下水工事に関連するドローンの動きも考えれば、同社の反応が鈍すぎる印象です。こういった“負け犬型”の企業は、再編や政策の時間軸の変化で注目される余地があると見ています。

3423 エスイーはもう少し業績が良ければと思う一つの銘柄です。建設用機材のセリ矯販売の会社ですが、本来の狙いは“現場環境の整備”にあります。PCの使用頻度やデータ解析の現場化が進んできたことで、そうした環境を構築するのが得意な企業です。大型案件が一巡して、今は人件費や経費の増加もあり数字は厳しいですが、今期が底と見ており、ここで売られるならば高速道路や建設資材の堅調さから注目できると思っています。発電関連ではプラズマ発電で助川などもすでに動いていますしね。

4783 NCDはシステム開発や運用サービス、駐輪場管理システムを手がけている企業です。生保やガス会社からのシステム開発案件も進んでいますし、製造業向けのクラウドシステムの需要も高まってきました。加えて最近は電車利用者の増加や、不法駐輪の取り締まりもあって、駐輪場の使用量も大幅に増加中です。次世代型の駐輪場の開発・研究にも取り組んでおり、コストはかかりますが、これは前向きな投資だと捉えています。