銘柄記録8月7日:今日の市場の見方
8/7備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
3927 フーバーブレインは下値が固まってきたように見えるのですが、来期の数字が今期よりも落ち込む見通しなので、投資家は決算待ちという雰囲気なんですよね。有価証券の売却益がなくなることが要因ですが、一方で、同社のセキュリティー分野ではネットワークサービスの受注残が多く、働き方改革に伴う課金も積み上がってきています。前期に買収した2社の寄与も見込まれますし、こういう大人しいタイミングで押さえておきたい感じがしています。
3543 コメダホールディングスは喫茶店業態ですが、実際に街へ出てみると、どの店もほぼ満席といった様子。同社は「コメダ珈琲店」を中心に店舗を拡大してきましたが、買収した会社の業績も寄与しています。そう考えると、想定されている増額以上の部分も期待できるかもしれません。先日の決算発表に加えて、今の厳しい暑さを考慮すれば、評価が変わる可能性もありますよね。
4323 日本システム技術は独立系のシステム会社で、よく消化される銘柄です。地合いの影響もあって、先日少し押しましたが、ここにきて底値を切り上げてきています。保険や金融向けのソフト開発が好調で、堅実に売上を伸ばしています。最近では、医療ビッグデータも他社同様に注目され始めており、収益への貢献も見えてきています。好決算に対して市場が素直に評価してくれるタイミングなら、面白い展開になるかもしれませんね。
6837 京写はプリント配線板のメーカーで、片面の配線板では世界首位です。関税対応としては値上げでの対処になるでしょうし、自動車分野も一応は15%で落ち着いています。事業そのものは、外部環境の反動が多少あったとしても、全体的には悪くないと思っています。海外工場では自動化システムの導入が進んでおり、高採算化にもつながってきました。以前は関税リスクが気になっていましたが、こうしたコスト削減の取り組みで対応できていると感じますし、過度に悲観する必要はないかもしれませんね。