銘柄記録8月17日:今週の市場の見方
8/17備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
3107ダイワボウホールディングスは繊維事業の「大和紡績」からスタートし、産業機械やIT分野へと事業を多角化。現在はITインフラ流通事業を展開する「ダイワボウ情報システム(DIS)」が売上高の9割を占めています。8月5日には、26年3月期の営業利益見通しを前年比+24.8%の435億円へ上方修正(従来385億円)しました。Windows10サポート終了と「GIGAスクール」で導入された端末の更新需要が重なり、法人向けPC販売の増加を見込んでいます。
7458第一興商は、業務用通信カラオケ「DAM」で業界首位。ビッグエコーなどで飲食事業も展開しています。カラオケは猛暑の影響で利用者が増加、新機種投入もタイミングが良く評判が上がっています。顧客増に伴い飲食も増加傾向。ただし、販売管理費の増加や飲食設備更新、土地売却益の剥落などで今期は減益見込み。それでも決算発表では健闘が評価され株価は上昇。7〜9月も猛暑が続く見込みで、第一四半期同様に影響は大きそうです。
4307野村総合研究所は想定通りの好決算から株価も反応しました。今後の社会変化によるAI化にも十分対応できると見ています。ITでは保険向けが堅調で、保険や金融業界は省人化のため生成AIやシステム変更を進めています。同社はそうした変化に対応し、提案型で業務変革を促している印象です。海外も北米が好調で、押し目は注目しておきたいところです。
7419ノジマは神奈川地盤の家電量販店。17年にニフティを、23年にはコネクシオを買収し、ドコモショップ運営で首位になっています。人件費上昇で厳しいとの見方もありましたが、PC買い替え時期と重なり、全店舗で扱えるようになったVAIOが好調に推移。人件費増は十分吸収できた印象です。加えて、AUやソフトバンク系列の販売店にも展開を広げており、意外に侮れない割安株とも感じます。