銘柄記録8月21日:今日の市場の見方

8/21備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

7278 エクセディは、クラッチ大手でAT部品が柱の企業です。トランプ関税で株価が下げましたが、ここに来て回復基調にあります。先の決算も良いとは言えませんが、コンセンサス以上の数字でした。配当も高く、株主会を作るなど資金はかかっても、株主への姿勢は悪くないと思われます。電動シフトバイクの生産などで可能性が広がる余地も感じますね。

3002 グンゼは一般的には肌着のイメージですが、その分野の動きは鈍く、先の決算もあまり良くありませんでした。ただし人工皮膚などのメディカル分野が伸び始めており、不採算だった電子部品からは撤退。大きな配当も行っていますし、長期的に企業内容が変わっていく流れを感じます。もう少し調整するようなら一考できそうです。

8219 青山商事はスーツのトップ企業。この暑さではスーツの売れ行きは限定的です。ただ、同社は外食や靴など新たな展開を始めており、多角化の視点で見ると、株価が下がった時には配当に支えられて9月に意外な伸びを見せる可能性もあります。現状は少し過熱気味ですが、上値が買いにくい局面では、配当や事業変化が材料になりやすいですね。

6625 JALCOはアミューズメント施設の賃貸や売買、不動産関連に加えM&Aを中心に展開している企業です。この暑さで屋内遊戯に向かう人は多く、その流れは10月半ばまで続くとも言われています。販売用不動産の寄与が大きく、人件費アップや償却費をこなしながら大幅な黒字。さらに金融や自治体と組んでデータセンター用地の買収など、時代を外さない動きが強みです。賃貸用不動産も純増しており、着実に基盤を広げています。