銘柄記録8月22日:今日の市場の見方
8/22備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)
2181 パーソルHDは人材総合サービスでは業界2位の企業。事務派遣や転職支援、エンジニア派遣が柱です。大方の事業は好調だったため第一四半期決算は期待されましたが、結果は前年から減益となり、株価は失望売りに繋がりました。ただ、単価上昇で売上自体は順調。要するに、費用面が先行した印象です。ステーブルコインを扱うJPYCに出資している点も頭に置いておきたいですね。
165A SBIレオスひふみは「ひふみ」ブランドで知られる投資信託委託会社。企業年金の受託運用やVCなども手掛けています。世界の投資信託からの資金流出は一旦落ち着き、夏以降は株式市場の好調が追い風になっています。4〜6月期は運用に苦戦しましたが、環境は改善傾向。その中で株価はすでに動き出しており、積立保証型の定期保険などの新しい商品も始めており、市場での信用力は増してきた印象です。
4418 JDSCはAIソリューションやスタートアップ支援を手掛ける企業。25年6月期の数字では連結売上40%増、営業利益は10倍以上と強い内容。ただ、今期見通しを据え置いたため人気が剥落し、株価は下落しました。その見通しは最低ラインだと思われますし、人材確保や新規ソリューション開発費を加味した保守的な数字にも見えます。慎重姿勢ではありますが、伸びしろは十分感じますね。
4849 エン・ジャパンは求人サイトを展開する企業ですが、特に若手ハイクラス層の支援に強いです。インドIT派遣の計上基準変更で売上が50億円減ったこともあり、株価には派手さがありませんでした。ただ、株主還元には前向きで、自社株買いや配当性向50%を目指しています。転職サイトの不振や広告費、人件費の重さで収益は半減するとの見方もありますが、第一四半期での押しは30%弱に留まっており、評価が変わってくる可能性はあると思います。