銘柄記録9月2日:今日の市場の見方

9/2備忘録:銘柄まとめ(推奨ではありません)

3687 フィックスターズは仙台でも少し話題になった、演算高速化ソフトの専門企業。株価は今回の調整前から下降気味でした。同社は新しい技術が出れば必ず対応してきますし、技術革新が進むとむしろ仕事が増えるタイプだと思います。調整時は「逃げ」の売りで全部一緒にされがちですが、こうした銘柄は分けて考える必要があると感じます。

3827 アドソル日進は昨日触れた大崎電気と同じく、エネルギー分野のシステムで強い企業。ガスや電力のスマート化を担っていて、特にシステム開発では同社の方が一段上の印象です。東西だけでなく中部や九州にも拠点を持ち、全国規模での統一化の可能性が広がっている。下がれば拾いたいと思うのですが、思うほど下がらないんですよね。

6238 フリューはプリントシール機のシェア9割を誇る会社。シールの消耗品やアプリの有料会員収益も安定的で、景品やホビー販売も伸びています。海外は中国や欧州で好調。事業譲渡や新規事業など効率重視で進めており、利益率改善のための見直しもまめに行っています。先日の決算も会社予想を上回っており、今後の上乗せに期待できそうです。

2335 キューブシステムは金融・流通・通信向けのシステム構築会社。金融や行政分野が着実に伸び、DX投資の追い風で関連事業も回復しています。ただ、不採算案件が重く残っており、そこを縮小できれば収益はかなり楽になるはず。そんな中でも人材を増やして給与も引き上げ、結果黒字化している点は評価できると思います。通期数字も期待したいところです。