静かなトランプ(9/2お昼の講義)
彼を囲む中国、インド、ロシア、ブラジルの動きに対して、どうも静かすぎると思うんですよね。彼の性格なら「言う前に書く」タイプだから、何かありそうな気がするんです。休暇だったという理由もあるでしょうが、今晩あたり何か言い始めても「おかしくはない」と思うんですよ。まあ、そうは思いたくないですが。
市場の顔つきとしては、日銀の氷見野さんがバランスシート改善を狙う話をしたんですが、要は国債売却=金利高ですよね。その一報が流れた時に株が急騰したんです。しかも二回。一気に400円から490円まで先物が駆け上がった。おかしな反応の後って、翌日に変なことが起こるケースが最近続いているので、非常に気になるんです。
今日は朝から引けにかけて買い需要があるから高いんですが、昨日はなぜか空売り比率が高くなっていました。この市場、少しおかしなことになっている気がします。だから、強くても当てにならない。自分たちが好きなように動かす市場なので、下が堅くても上が重くても力で動かし始める。そうなると、通常の投資家には読めないですよね。
自分も「手が合わない」と感じたので、持ち株を少し減らしました。これは「手が合わない人の考えなんだ」と理解してもらえればと思いますし、自分自身が少し曲がり始めているのかなとも思っています。そういう時は、上がる下がるに関係なく持ちを減らして、自分のバイアスを調整する。そういう行為が必要だと思うんです。
まあ、下手な発想かもしれませんがね。
3133海帆、3687フィックスターズ、7908きもと