NY市場の休み(9/2朝の講義)

NY市場が休みだったことを見ても、昨日の一時的な大きな下落が恣意的で、その後に夜中反転したという考え方は、おかしくないと思います。というのも、この時期は9月のメジャーSQに向けての段取りで、株価を恣意的に動かすことが多いんですよね。

ただ、自分として大事なのは「企業収益を見ること」という考え方は変えていません。どこが分かりやすく、どこがおかしいのかを見極めることです。そして今のように乱舞している材料株も、一度下がり始めたら一気に変な位置まで落ちる可能性があります。だから、「天井を売って上がる」なんていう発想はやめるべきでしょうね。

要するに、下がる好業績株や将来有望株の危険性と、短期的にスピードを伴って上がる株のゴールは全く違うわけです。そこを追いかけるのはおかしいし、いわゆる「ハコ企業」が多いのも事実です。ですから、地味で良いから少しずつ買い始めるくらいの感覚で良いと思います。利益を焦るよりも、自分の口座を健全に保つことの方が大事です。

一攫千金を短期間で狙うよりも、長期で成長して結果的に大きく取る方が確率は高い。その意味では、割安株の魅力が生きるのもこの時期ですし、中間配当を意識しながら見ていくことは大切だと思います。もちろん、中間決算の見通しが読みにくい銘柄は避けた方が良いですし、自分は内需型が好きですね。

優待銘柄だって、十分狙い目になるはずなんです。

3407旭化成、3687フィックスターズ、3827アドソル日進